毎年たくさんの猛者が訪れるコミックマーケット、通称「コミケ」。
ニュースで報道されることもあるほどの入場者数で有名ですよね。
コミケに行ってみたいって方、結構多いんですよ。
そんなコミケですが、夏と冬に開催されます。
夏のコミケを「夏コミ」、冬のコミケを「冬コミ」って言うんですよ。
夏開催のコミケは猛暑の中、入場までに結構な待ち時間があるので、服装など暑さ対策がマストです!
その他、暑さに耐えるのに必要な持ち物は何なんでしょうか。
今回は、夏のコミケ参加にふさわしい服装と、暑さ対策と必要な持ち物は何なのか紹介します。
夏のコミケの服装は?
夏コミに参加するために、服装選びは慎重にしましょう。
服装を間違えると、会場に入る前に熱中症になりかねません。
会場に入るまでに体力を温存するために、できるだけ対策をしましょう。
吸湿速乾素材
近年、いろんなブランドから吸湿速乾素材を使った衣類が販売されています。
おしゃれなデザインのものも多いので、コミケでもおしゃれを十分に楽しめます。
ちなみに冷感素材では、ちょっと物足りないかも。
NG素材/綿100%
天然素材ということでおすすめされていることが多いんですが、これ結構暑いんです。
汗を吸ってくれるんですが乾きにくいので、ペタッと肌にくっついて気持ち悪いのでおすすめしません。
NG素材/ポリエステル・アクリル・ナイロン
風をほぼ通さないうえ、吸湿性がないためとにかく暑い!
汗が肌をそのまま流れていく不快感があります。
おしゃれな服ってポリエステル素材の服が多いので、服についているタグを必ずチェックしてください。
NG素材/デニム
言うまでもない!
デニム生地のジーンズなんて履いていった日にゃ、汗だくのベッタベタですよ!
風通しのいいデザイン
男女ともに、トップスは首・袖(そで)・裾(すそ)がゆったり空いている、風通しのいいデザインのものを選んでください。
パンツに裾を「IN」しないでください!
せっかくの風の通り道がふさがれてしまいます。
ふんわりとしたロングスカートや、ワイドパンツなど、風を意識して選びましょう。
NGデザイン/ぴったりフィット
レギンスやスリムパンツなど、肌に密着していたり、ゆとりがあまりないものは避けましょう。
NGデザイン/丈が短いパンツ・スカート
短いほうが涼しそうに思いますが、日の当たる屋外では肌を露出しているほうが体力を消耗してしまいます。
日焼け・虫刺されの予防にもなるので、長ズボンやロングスカートがおすすめです。
それと、女性の盗撮被害が多く発生しているそうなので、ミニスカートやホットパンツは避けましょう。
どうしてもミニスカートを履きたい場合は、ショート丈のレギンスを履くなど対策をしてください。
NGカラー/暗い色・濃い色
黒やくらい濃い色は熱を吸収してしまうので、出来るだけ明るい色でコーディネートしましょう。
汗が目立つのが気になるかもしれませんが、
履きなれた靴
コミケでは立ちっぱなし・歩きっぱなしになるので、普段から履きなれたスニーカーがいいでしょう。
NG履物/ヒールの高い靴
3cmくらいならまだしも、5cm以上になると入場までに足がパンパンになります。
他の人との間隔が非常に狭いので、足をふんで怪我をさせてしまう可能性があります。
NG履物/サンダル
涼しさでいえばピカイチですが、危険度もピカイチです。
コミケではキャリーケースやカートを引いている方もいますので、怪我をする可能性があります。
結構な人込みなので、足を踏まれるとダメージが大きいのでおすすめしません。
夏のコミケの暑さ対策と必要な持ち物はなに?
真夏に開催されるコミケは、暑さがハンパない!
長い待機時間に体力を温存するための対策を紹介します。
暑さ対策
夏コミは暑さ対策が不可欠です。
帽子
会場に入るまでは屋外で長い時間並ばなければなりません。
基本的に日傘は禁止されていないそうですが、できるだけ帽子かタオルで日差しを避けましょう。
キャップではなく、幅広のつばのハットを選んでください。
バスタオル
日傘代わりにかぶって使ったり、雨や冷房で寒くなったときに羽織ることもできます。
薄手で大きいサイズのバスタオルがおすすめです。
うちわ・扇子・ハンディファン
これらがないと地獄です。
屋外の暑さと人の熱気で、あっという間に体調が悪くなります。
ひんやりシート
何度も拭くことになると思うので、たくさん入っているものを持っていくことをおすすめします。
あのスースー感が、意外にも精神的にも楽にしてくれます。
冷えピタはすぐにぬるくなってしまうのと、おでこに長方形の日焼け跡が残ってしまうことがあるのでおすすめしません。
日焼け止め
屋外で並んでいる時間が長いので、しっかり帽子などで対策していてもどうしても日焼けしてしまいます。
汗ですぐに流れてしまうので、チョコチョコ塗りなおしましょう。
冷たい飲み物
絶対に忘れないでください!
並んでいる途中に自販機がないことがほとんどです。
会場内でも買えないと思っておいたほうがいいでしょう。
入場の時間帯によっては、お昼ご飯も買って参加する方も多いそうです。
水分補給は大切ですが、飲みすぎに注意しましょう。
トイレの数が限られているので、大変込み合います。
必要な持ち物
コミケを楽しむために必要な持ち物はなんでしょうか。
入場券(リストバンドまたはチケット)
最近のコミケでは、リストバンド型の入場券が主流です。
入場券を忘れた場合は、もちろん入場できません。
当日販売の午後分の入場リストバンドを買いなおす必要があります。
当日に販売される入場券は、午後の入場のみになります。
お金
意外と忘れがち(笑)
最近ではスマホ決済することが多くなったせいか、うっかりお財布を忘れる方もいます。
サークルやブースによってはスマホ決済できるそうですが、お目当てのものが現金でしか買えなかったら悲しすぎます。
現金はできるだけ両替しておいて、おつりが出ないようにしておくとスムーズに買い物ができます。
コンビニやお店で両替するのは迷惑になるので、あらかじめ銀行で小銭に両替しておきましょう。
身分証明書・健康保険証
成人向けの商品を購入する際に、年齢確認のために証明できるものを求められる場合があります。
身分証明書は顔写真付きを用意しましょう。
体調が悪くなってしまった時のために、健康保険証も持っていきましょう。
大切な書類なので、無くさないように注意しましょう。
布製の大きめバッグ
戦利品をバンバンいれるのに必要です。
しっかりした造りのものがいいですが、生地が厚いと重くなったしまうので厳選しましょう。
キャリーケースは楽ですが、たくさん人がいる場所ですし、怪我をさせてしまう可能性があるので使用する際は十分に注意してください。
まとめ
今回は、夏のコミケ参加にふさわしい服装と、暑さ対策と必要な持ち物は何なのか紹介しました。
服装
- 吸湿速乾素材
- ゆったりとした風通しのいいデザインの服装
- 履きなれた靴
暑さ対策
- 帽子
- バスタオル
- ハンディファン
- ひんやりシート
- 日焼け止め
- 冷たい飲み物
必要な持ち物
- 入場券
- お金(現金)
- 身分証明書
- 布製の大きめバッグ
コミケ参加前日に、友達と飲みに行って二日酔いとか、ワクワクしすぎて寝不足なんて事態は避けましょう。
すぐにバテてしまったり、体力が落ちた状態だと熱中症になりやすくなります。
体調を万全に整えて、せっかくのコミケを楽しみましょう。
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